かっこよく去っていったお助けマンがこれで二人目のこと

数日前、私+こどもたちと近くの公園へいきました。
そこにはスケートリンク(夏季はスイミングプール)があったり野球場があったりして
芝生もひろいです。
そこで私たちはいつものようにキャッチボールをしたりバットでボールを打ってみたり
フリスビーを投げ合ったりしていたわけですが
世間は冬休みということで、多数の凧上げ民族がおりましたので
わたしたちは芝生のはしっこのほうであそんでいました。
ちなみに
そこの芝生を囲むようにめぐらされたジョギングコースに沿って樹齢十数年?というようなノッポの木々が
植わっているのでございます。
という訳で
芝生のはしっこでフリスビーに興じる…  ということはなかなか危険をはらんでいるのですな。
そのうち、ムスメの投げたフリスビーはまんまと高さ5~6mくらいの木の枝のうえに乗り
落ちてこなかったのでした。 (<樹高はたぶん10m以上)
ちょうどキャッチボールにつかった球があったので、
もしやそれを枝にぶつければフリスビー様は落ちてくるかもしれないと私は考えました。
それで息子が球を投げたわけですが
かれは野球少年でもなんでもないのでけっこう悪戦苦闘…
でも私は手を出さずに様子をみていたら
「木にひっかかっちゃったの?」
と声をかけてきた殿方がありました。
50代後半?くらいの風貌でひょろりとしたかたで
息子が球を投げるのを見ていましたが
「ちょっとおじさんに貸してくれる?」
と球をうけとると
2回投げて見事にフリスビー様を落としてくれました。
ワッとよろこんで御礼をいうわたし達に
「じゃっ!」と手を上げてそのかたは去っていきました。
よくよく考えると、
スポーツウェアに身を包み、その胸に大きくロゴがついていたような気がしなくもないので
少年野球チームのコーチとか、あるいは大人野球サークルのメンバーとか
そういうことをしているかただったのではとおもいます。
スナフキンのようなかっこよさでした…
実は、フリスビー様にはもひとつエピソードがあります。
数年前にもわたしたち3人は同じ公園の同じ芝生でフリスビー様を木の枝に引っかけてしまい
往生していたのでした。(木の場所は少し違いましたが…)
そのときはボールも無かったので諦めて帰ろうとしていたとき
公園の木の手入れをしていた男性がちかづいてきて
「ちょっと待っててね」
と見るうち、するすると木に登っていったのです!
あの時は、そのかたが落っこちたらどうしよう、という恐怖感にとらわれて
「もういいですから降りてきて~」と私が騒いだ記憶があります。
しかし
その男性は驚くほどの身軽さでのぼっていき、けっこう細い枝の先にぶら下がっていた
フリスビーをはずし (<うちのフリスビーはお皿型ではなく細いドーナツ型なのです)
わたし達に投げ
ふたたびお猿さんが滑るように下りてきたのでした。
話をきくと、そのかたは高校で物理を教えつつ山岳部の指導もしていた先生だったそうで、
「3点確保すれば絶対に木からは落ちないんです!」
とかなんとか教えて下さいました (・_・;)
退職後に公園の管理のお仕事をしておられたのですね。
いやー あのかたもかっこよかったな… w
 

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    公園の神様ですね
    その都度姿を変えてはフリスビーやボールを木から下ろしたりしてるんです
    3点確保すればってその確保が難しいのでは・・

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    二度までも神様を味方につけたからには
    何度フリスビーであそんでも大丈夫かも
    しれませんね。
    あの物理のセンセイは相模川近辺の
    化石が出るポイントまで教えてくださいました☆

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