こどもたちの夏休みでおもったこと

こどもたちの夏休みが終わりました ε-(´・`) フー
今まで、なんとなく過ごしてしまうことが多かったので大いに反省し
今年は丁寧に過ごすようこころがけました
ずいぶんこどもたちと話をしたようにおもいます…     
相手がコドモとはいえそれぞれ個性が全く異なる人間なので
しっかり向き合うってやっぱりパワーが必要です。  つ、つかれた orz
でも良い時間だったな…
世間ではこどもがいるヒトを親と呼びますが、
人間はこどもを生すだけでは「親」にはなれないのではないでしょうか、
まともな親 をやるにも勉強が必要な気がするのです。
こども達が成長するにつれますますそういう気持ちが強くなっています。
この夏休みは、「親としての力」を養う、あるいはこどもを
その子らしくのびのびと育てるには何が大切か、というようなテーマで本をえらんで
読みました。
その中でずいぶん今まで自分は間違ったやりかたでコドモたちに接していたな、と
気づき、ずいぶん反省しました。
(実は、数年前から育児本はちょくちょく読んでいたのですが、なんかこうピンとくる
ものがなかった・・。綺麗事をならべた本は参考にはならぬのです…)
今年の夏、本当に読んでよかったとおもえたのは
親野智可等(おやのちから)先生の著作でした!
もっと早く出会いたかった!
でもこのタイミングが自分にとっての必然だったのでしょう。
この先生は20数年小学校教諭を務められてのち、このペンネームで数々のエッセイを発表しておられます。
オトナは何か注意してもうまくそれがこども達に伝わらないと
ついついガミガミ叱ってしまいがちなのですが、
それは本当に良くないことで、こども達の自尊心を著しく損なってしまうそうです。
(※ここまで同じ事を書いている本は数々あるのです。でもここで止まっているから参考にならない。
親野先生の著作が凄いのはここからです)

たとえば、うちの息子がまさに
「身の周りの片づけができない」「何度同じことを注意しても忘れる」「苦手な学習に取り組もうとしない」
というタイプで、日常的に私はよく叱っていました。
夏休み前には、あまりの言葉の通じなさにアタマがおかしくなりそうになっていたのですが(汗
そういうこどもに対しても、オトナの発想をちょっと変えて工夫すれば
親側のイライラ・ガミガミも減り、こどももこころを傷つけられることなく安定でき
親の言葉を徐々に受け容れて良い習慣を身に着けていけるようになる、と親野先生は書いておられます。
何より有難かったのは、
その「工夫(発想の転換・遊びを取りこんだテクニック)」が具体的に紹介されて
いるところです!
ちょっとした工夫なのですが。
今まで私は全くそういうことに思い至りませんでした。
要するに一般的なオトナの発想から外れることができなかったのです。
親野先生の著作を参考に
こどもへのアプローチを「こうしなさい」ではなく「こういうやりかたをしてはどうか」(※ここに一工夫してある)というふうに変えてみたら、
こどもの態度が変わってきて、自分から嫌いな漢字の学習を始めたのには仰天しました。
相変わらず片づけは不得意ですが…
こどもが多少自主的に動けるようになってきたので、確かに私のイライラも
激減した気がします。
息子も以前より自信をもった発言が目立つようになってきたので
たいへん驚いていますが、
これはおそらく、私がイライラしたり怒った表情をしなくなって
彼を褒めることが多くなったからではないかと思います。
(以前から「褒めて伸ばす」をこころがけていたもののなかなかホメられなかった……  orz)
この約一ヶ月で、
ちょっとした工夫… 発想の転換をすることによって
親子共々こんなに楽しく過ごせるものなのか…
と、本当に驚きました。
私の周りでもお母さんが「こどもとうまくつきあえない、こどもと一緒にいたくない」と
自己嫌悪に陥り体調を崩してしまったり、あるいは
極端な厳罰主義に走ってしまって
お子さんが問題行動を示すようになっている事例もあります。
みんな、もうちょっと親としてのちょっとしたテクニックを身につければ
楽に、たのしく子育てできるのかもしれないな、と思うのでした。

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    そういう育て方をされてたらもうちょっと・・
    と思わなくはないのが残念なところでもあります
    親野智可等先生 覚えときます

  • SECRET: 0
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    親野先生の本にはずいぶんと救われました!
    出会っていなかったら、今も毎日こどもを叱って自己嫌悪でいっぱいになって
    家族みんなどんよりしていたことでしょう。
    同じような悩みを持つ方が一人でも多く親野先生の本を手に取ってくださればいいなーと
    おもっています。

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