10ヶ月の写楽

NHKスペシャル『浮世絵ミステリー 写楽:天才絵師の正体を追う』
おもしろかったです。
写楽というと大首絵、役者の顔や立ち姿をクローズアップしたものしか知らなかったのですが、
それらはデビュー初期の作品で、実はその後2回ほど画風が変わっているんですね。
知らなかった。
活動期間が短くてパタッと姿を消した、というのは知識としてなんとなく頭にありましたが
それが全てを通じたったの10ヶ月だった、というのにも驚きました。
10ヶ月の間に何度も画風が変わった、それは絵を描く者にとっては実に大変なことです。
(描かない方にはたいしたことにはおもえないかもしれませんね)
すごいストレスだったろうなぁ
描きたいものを描かせてもらえず、言われるままに作品を変えていって意欲をうしなったのでしょうか (´・ω・`)
いろいろ感ずるところがあります……
観てよかった。
中村獅童さんのコメントもよかったです。
そうだねぇ~、としみじみ。

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    見ようと思いながらついいつものように部屋に入って忘れました
    写楽に関してはいろいろ読みましたが
    高橋克彦「写楽殺人事件」と明石散人「東洲斎写楽はもういない」の2冊とあと画集があればほぼ十分という気がします
    画風が変わったというか版型が変わったからそれに合わせたが正しい気もします 版型が違っても同じ役者は同じ顔ですからね
    10ヶ月も「浮世絵類考」では「一両年」とありますから2年間という解釈もできますし 

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    > 画風が変わったというか版型が変わったから
    なるほど…
    初期のあの鮮烈な印象をもつ作品から、どんどん普通の役者絵っぽくなって
    線も平凡な感じになっていくのがせつなかったです。
    大首絵は描かれたモデルの役者たちから忌み嫌われた、とのことですので
    しょうがなかったのかもしれませんね。

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