クリスマス

クリスマスといえばキリスト教。
私は学生の頃に、自分に付き纏う欠落感を埋めるものを必死に探していた一時期があった。
クリスチャンのクラスメートがいつも幸福そうにみえたこともあり、「帰依すると平穏な心を持てるようになるのだろうか…?」などとおもって、ある時、教会に何度か通ったり、聖書の勉強会にも参加してみたり、クリスチャンの学生と行動を共にしてみたりした。
クリスチャンの集まり(いろんな宗派があるけれど、、、)はいつも独特なテンションに満ちていて、やたらにみんなフレンドリーで、目が輝いていて、美しい言葉を熱く語っていた。
最初はそういう人々や、礼拝のときのお説教に感激したりもしたのだけれど、結局わたしはそこから離れた。
信じられたらいいのにな、とおもうのだけれど、(なぜなら帰依したらあの信者みんなとものすごい連帯感を得るだろうから)しかしどうしても絶対的神を信じられなかったからだ。
「あの人たちは本気で神を信じているのだろうか?なぜ信じられるのだろう?」という疑問は去らず仕舞いで…
万年ハグレ狼はクリスチャンへの道から離脱した次第。
毎年今の時期は街がクリスマスの赤と緑と金色で飾られて、どこからともなくシャンシャンシャン、という音が聞こえてコドモたちが浮足立ってくるけれど(笑)、私はいつも教会に通うのをやめた時のあの「あ~ ワタシには無理だ」という感覚を思い出す。
それでいて、日本のクリスマスはクリスチャンじゃないヒトもお互いに交流を深める良い機会になるから、まぁいいのではないか?なんておもう自分は典型的な日本人なのかも… (<宗教的無節操)
毎年山盛りの違和感をいだきつつ、家族にプレゼントを用意し、ケーキをつくったりチキンを焼いたりするのであった… ^^;

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェア頂けると嬉しいです!よろしくお願いします
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    すけどの
    お久でござる。 あなたもこの時期違和感を感じていたのね。 宗教の話は別途メールするとして。 きのうのデパ地下ケーキ売り場は長蛇の列で。。 しかし、クリスマス限定の抹茶ノエルとやらには目が輝いてしまった。。。 今晩、何にしよう? チーズ鍋のスープはついぞ見つからないので、自力でつくるか?  しかし、昨日安くてかってしまったトントロや牛もあるし。。
     グルつあ〆のエチオピア料理ですが、ダチョウのカバブは大味で、やっぱニワトリよね、と思いました。クスクスって不思議。
     

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    え、チーズ鍋つゆ見つからないの!?(謎) 今度送るよ(笑)
    クスクスはポロポロしてるよね~ 日本人はどうしても、もっちりしたものが好きだよね。これはアジア全体の傾向か?
    ワシは最近おからボールにハマっているのよ。おからと片栗粉と水と調味料を混ぜ混ぜしてレンジに何度かかけるともちもちボールができるよ。おからは食物繊維豊富だからいいよね。スープものに投入しちゃうの。 (おから100gに対して片栗粉大匙5。詳しくはクックパッドに載っていた、あと水は90ccだったかな)

コメントする

目次