きょうは某大学病院に半日いました。
自分の受診・薬局行きをすませてから家族の受診待ちに同行。そちらは眼科でした。
大きい病院ですから覚悟はしていたものの、ほんとうに混雑していて気が遠く成る程ひたすら待ちました。本も3冊持っていき、読み、そして眠くなりウトウト、雑談、読書、ウトウト、雑談、、、、
廊下の長椅子で待つ間、いろんなひとが目の前を通っていきます。
その中で、60代くらいの男性がたぶんお孫さんであろう赤ちゃんを抱っこして数回往復しました。
見ると、そのようやく1歳くらいになろうかという赤ちゃんの片方の瞳が白に近い灰色でした。
あの年齢ですから、おそらくは先天的なものかとおもわれ胸をぐっと突かれた思いがしましたが、
その赤ちゃんがなんとも意志の強そうないい顔をしていて、
そして、何より、その子を抱くおじいちゃんが、本当にたいせつなものを、いとおしそうに、大事そうに抱っこしていたのです。あの姿が忘れられません。
あの子はこれからその眼のことでいろいろな苦労をするかもしれないけれど、
その持ち前の気の強さと、周囲から注がれる愛情で乗り越えてゆけるような気がします。
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