誰かによく似た私

私は「靴下をはいて寝る種族」であり、「旅先でもどこでもよく人に道を聞かれる種族」なのですが、最近さらに「誰かによく似ている種族」であることを強く自覚するようになりました…
人間は、かならず「世の中にソックリさんが３人はいる」ものだと聞いたことがありますが（ほんとですよ。聞いたことない？）、私の場合、確実に３人以上です。
・小学生の頃、運動会の写真を母が注文してきたのを見てみると、ほかの子を私と間違えたのが２枚くらいありました。（その子の名前も覚えてマス…）たしかにその子と私は似ていました。
・中学生の頃、札幌の旭屋書店で立ち読みしていたら、「よう！○○！」と男子に肩を叩かれて、振り向いたらあわててその子は去っていきました。
・大学生の頃、クラスメートに　「あぁ　何度見てもワタシのいとこの◆◆ちゃんにソックリだわ！あははは！」と言われました。
・社会人になり、勤め先の同じ部署の先輩Ａさん（仮名）がソックリさんでした。背格好も髪形も似ていて、お互いに「あぁ、自分のきょうだいよりも似ている…」と認め合う仲であり、ほかの部署の人にもＡさんと何度まちがわれたか数えきれません。隣の部の部長にも凝視され、「…きみたちは親戚かね？？」と真剣に問われたほどです。
・会社の上司Ｋさんと話していたら、「…　ぼくの妹と話しているみたいだ」と言われたことがあります。（それは容姿というより、受け答えのしかたが似ていたようですが）
・その勤め先を退職したのち、今後生きてもそのＡさん以上のソックリさんには出会わないであろう、とおもっていたのですが、友人Ｍさんによると、あとから入社してきたＢさんが「Ａさんよりもアナタに似ている」とのことです。
そのうちお会いできるはずですが…　ドキドキする～ｗ　
・家族と横断歩道を渡っていたらすれ違いざまに見知らぬ人に話しかけられました。
・先日、こどもたちの小学校のＰＴＡ総会に出席してウロウロしていたら、ＰＴＡ会長が輝くような笑顔で近づいてきて、私の肩をぱんぱん叩きながら　「今年もよろしく頼むわネッ！！」と温かい声をかけて去っていきました。…　　絶対ほかの人と間違えています。だって、私は会長と全く親しくないから…
その後、別の女性Ｓさんにそのことを語ったところ、Ｓさんが爆笑。
「あぁーーー　それはね、Ｃさんと間違えたのよ！（Ｃさんは新役員のひとり）　ほかの人も、アナタを見かけるたび“あの人（私のこと）、Ｃさんに似ているわね―”って言ってるよ！」だそうです…
Ｃさん？？？
あ、そういえば、以前別の委員会に出た時、知らないヒトに挨拶されて、びっくりしたら　「あ、Ｃさんかとおもって…ごめんなさい」と言われた記憶が甦りました。「そうでしょ？そうでしょ？？似てるよねー」とＳさん。
Ｃさん…　たしかに背丈とか、眼鏡をかけているトコロとか、埴輪とこけしを混ぜて長くしたような？お顔立ちなど、自分でも似ているように思います…
こどもたちが小学校を卒業するまでの今後数年間はＣさんと間違えられること必至であります。まさか自分の知らない人までが噂しているとは露知らずでありました。これから何回間違えられるか数えてみようっ！