トリロジーの第一弾を観てきたんですが…
この作品が大好きな人は、不快になると思われるので以下の文章は読まないでください。
申し訳ありませんが 大変につまらなかったです。
私のみならず、子供たちにも大不評でした
まず、なによりこの映画をつくった人々は、仮面ライダーものの制作者としての初心を忘れている !!!
おカネを払って仮面ライダーものを観に行くファンは、「女目線の感傷的な恋バナなぞ観たくはない」のです
あくまでも痛快なアクション、仮面ライダーの葛藤・成長をみたいんです
それに何より、原作者の石ノ森先生は、あくまでも子供たちを読者として、仮面ライダーを描いていたんじゃないの???今回のこの映画からは、子供たちを楽しませよう、ってキモチ全く感じられなかったよ???
ワシらの席の周囲のこどもたち(うちの子たち含め)、明らかにガッカリしてたよ
「平成ライダー」は、すでに石ノ森先生の描いたものとは別物なんだからそんなにカリカリするな、という考え方もあるでしょうが、しかし映画のエンドロールには「原作 石ノ森章太郎」とはっきり表示されるわけです。
観客としてのこどもたちを無視した姿勢はすなわち原作者への敬意・誠意を欠いている、ということを意味するのではないでしょうか?? (憤懣遣るかたナシ)
さて…
イマジンたちが出てくるところはテンポがとてもよくて面白かったし、デンライナーが運行制御不能になる、という設定はとてもスリリングで良いのに。。。
あの設定とゼロノスの結びつけかたがおかしいです。
たとえば、デンライナーを事故から救う、という筋でゼロノスと愛理を描けば、すごくドラマチックだっただろうし、観ていて納得したと思うのですが。
サブタイトルにのぼっているゼロノス(侑斗+デネブ)は主役格で扱われてはいたものの、
演出面ではあくまで愛理優先だったし、侑斗の心理がまるで伝わってきませんでした。
観ててイライラし通し。
(あれで、キチンと侑斗の愛理に対する感情が描かれて観る者に伝わってきていれば、ストーリーとしてはマシになっていたかもしれないが、それでも、仮面ライダーものとしてつまらないことには変わりない。)
キレイだけれど、意味不明で退屈なシーンが多過ぎです。
愛理に横恋慕する男のエピソードも大変に不自然でとってつけたよう。(俳優さんが大層かわいそうだった)あのストーカーみたいな男性を登場させる意味があったのでしょうか?
観終わって、一体どうしたのこの映画???と悩んでしまいました。
ばらばらの素材を一緒くたにし、無理やり辻褄を合わせたような印象でしたよ。
仮面ライダーものでは、2月頃に観た『仮面ライダーW × ディケイド Movie大戦2010』が本当に良く出来ていて心底面白かっただけに(タイトルはどうかと思うけど)、今回のは実に残念でした。
(ちなみに脚本家は全く別のヒト)
トリロジー、全3作観に行くつもりでしたが取りやめです。
なにより子供達が行く気を失ったもので… 8月上映の仮面ライダーWの映画は楽しみにしています。
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コメント
コメント一覧 (2件)
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石ノ森先生の漫画って大人と子供 両方満足させる凄さがあると思います
真のプロフェッショナルだったのだなとしみじみ思います
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> 大人と子供 両方満足
本当にそうですね!
私は基本的にブログに何かを批判する内容はあまり書きたくないのですが、(読む人を不快にする可能性が非常に高いので) 今回の映画に関しては我慢できませんでした。