徹夜明けに感じたこと。色について。

徹夜明けして夜の21時になろうとしている。 
徹夜したのは、とある方の肖像画を描いていたからだ。
久しぶりに、アクリル絵具をつかって、キャンバス(今回はイラストボード)に色を置いていく作業だった。たいへんだったけれど、とても楽しかった。
絵はモデルのかたに今日の昼間に無事お渡しできてよかった(^.^)
(モデルとなったかたの許可をとっていないので絵の掲載は控える)
…面白いもので、ふだんの自分の描く絵柄と、肖像画(似顔絵)の絵柄とは全く別物になってくる。
自分のふだん見えない部分が明るみに出されるようで奇妙な気分になる。
それに、肖像画となると、そのモデルによって引き出される色がある、ということに今回気付いた。
つまり、いつもの私ならば全く選ぶハズのない色を使いたくなる、ということだ。
それは、そのモデルのかたを描くために必要な色がある、ということなのだろう。描く自分の好みはこの際全く問題じゃない。
色がモデルに呼ばれるのだ。
というわけで、なんとなくモデルに自分があやつられた気がして(自分がただの道具になった気がして)かなり新鮮な感覚をおぼえた。

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