平安時代の垂髪はよく見るので、とくに目新しいわけではない…… のですが、
よくよく本を読んでみたら、頬の両側に垂らしている髪、あれを『鬢批(びんそぎ)』というのだそうで。
それはまあいいのですが、問題はその先です。
『鬢批(びんそぎ)は顔の装飾のため、または人に逢う時に顔を隠すために扇の代わりとしたのも目的のひとつであった』
扇の代わりとな?
扇の代わりにできる髪って、どんだけ剛毛なんでしょうか…
ハイキングウォーキングのQちゃんを思い出してしまいました。
あれ、それとも
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参考文献 『日本の髪形』(光村推古書院)
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コメント
コメント一覧 (5件)
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たしかに最後の例にあるような人を見かけたら
見なかったことにして立ち去りますね
効果的ですww
「逢ふ」の解釈がポイントですね
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そうですね、逢いたくて「逢う」のか、予期せぬところで「遭う」(でくわす)のか。
本のなかでは「逢う」と書いてあったのでそのまま転記しましたが…
これだと逢いたくてたまらない相手に、というニュアンスなのでちょっと「???」ですね。
扇どころか立派なヒゲみたいで恋しい相手にびっくりされるという(笑)
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約束して逢う相手の前でもとりあえず顔を隠すのがマナーだったのかもしれませんねー
とにかく、隠そうとしない淑女はダメだったとか…
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それと本名も教えないのもね
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そういえば、博雅くんもずいぶん困っていましたね。
名前もわからないまま結婚するのもすごいなとおもいました ^^;