自分の絵は鉛筆で描いたときのがいちばん好きだ、、、
とずっと心の中で思っていたのだが、実のところ同様の事を言う絵(マンガ)描きはとても多い。
美術展に行っても、実は完成稿よりも、下絵(それに用いられているのは鉛筆だったり、墨だったりインクだったり様々)のほうに心が奪われ俄然心拍数が急上昇したりすることがよくある。
それはよく理解できる、なぜなら描き手が表現したいアタマの中のイメージに最大限に近いからだろう。
しかし、それを何らかのカタチできちんと完成させて提示できるものにするプロセスにおいてこそ
力量が問われるんだなぁと痛感する。
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この絵は実際に篠笛を吹いている人の写真を撮って来て参考にしたので
正確なポーズ。かなり気に入っている。
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コメント
コメント一覧 (2件)
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とんでもない地震と津波ですが
ご無事でしょうか
笛方の手に「こやつ出来るな!」感がでています
しづかな音が聞えてきそうです
芳年とか暁斎とかの下絵には鬼気せまるものがありますね
笛といえば「藤原保昌月下弄笛図」がまず浮かびます
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御心配ありがとうございます。
無事ですがほんとうに怖かったです。
最初の揺れがおさまったとき、アタマは冷静だったのですが身体の震えがとまりませんでした。
> 笛といえば「藤原保昌月下弄笛図」が
調べて見てみますね~ 勉強になります(^.^)