今年の梅雨の頃から
ウチの周辺でよく見かけるこの赤い小花がとても気になりはじめ、
手に入れたいと願いつつも園芸店でめぐりあわず、
名前がわからなくてジリジリしていたところ、
最近になってようやくわかりました。
チェリーセージといいます。ハーブのセージの仲間のようです。
とても長い期間咲く花で、関東では梅雨の前くらいから秋まで咲き続けるようです。
梅雨のどんよりした暗めの景色のなかで、この花が静かに咲いているととても心が和みました。
今年はとくにあのようなことが起きたので、なおさら心にしみてきたのかもしれません。
お花自体の色はビビッドであるものの、全体としての姿はどういうわけか派手さ・艶やかさを
感じさせないというか、目を奪うような存在感はないんです。
「普段着」とか「日常」といった雰囲気…
バラや蘭のように鑑賞用に手を掛けられた花ではなくて、ハーブの一族だからかもしれません。
大輪のバラや、蘭、ユリなどが艶然としてゴージャスな女優たちであるとすれば、このチェリーセージは
近くのスーパーで気持ち良く働いていて、レジ業務などてきぱきこなし、
笑顔でお客さんを癒してくれる感じのいい女の子といった感じです。
これはさっきのアップ。 ご近所で一番よく見かける色です。ストロベリーレッド。
性質もタフみたいです。よく咲いてくれるんですよね~。
ヴァイオレット。(パープルだったかも) 少し落ち着いた色ですね。これも好きですが、
ストロベリーレッドほど咲いてくれません。ちょっと弱いのかな…
一つのつぼみをつけて咲くのに時間がかかるようです。
サナトリウムにいる美しいお姉さんですかね… (なんのこっちゃ)
これはホットリップスという色っぽい名前の種類で、白・紅の二色で咲き始め、だんだん紅が薄くなって
咲き終わるころには白になります。
名前の割に純情っぽさを感じさせて可憐です。 (独断)
ワタシの今の夢はこれらのチェリーセージ嬢たちを増やして家を取り巻いてもらうことです (〃∇〃) (ウットリ)
チェリーセージ、いいんですよ~
お花を見ると元気になります。長く咲いてくれるのもすてきです。一緒に居る感じで。
お花が咲いて、すぐ枯れると寂しくなっちゃうんだもん…
苗をさわると手から良い匂いがします。
調べると、「ハーブだけに挿し芽はカンタン」とのことだったので、小躍りしてトライしたところ玉砕しました。
簡単じゃないぞ… おかしいな。
でもメゲずに次々トライしたいとおもいます。
目次
コメント
コメント一覧 (2件)
SECRET: 0
PASS: 8a68c3bae30ac3d05b9bedc30c0bdf30
青いセージに心奪われそうになりましたが
カタカナの名前がひっかかってじっと我慢しました
クレマチスならいらないけど 鉄線ならいる
そういう妙なところがあるんです
チェリーセージに囲まれた家なら立ち止まって眺めてしまいそうです
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
お庭って御世話するヒトのこだわりワールドですもんね。
どれ一つとして同じものはないのが面白いです。
本棚もそうですねw
ワタシはどうも自分の好みというのがよくわからない人間で、
植物に関しても迷走し続けです。
花海棠の姫さま、小手毬、チェリーセージさんとホウキ草が
完全なる好み!な訳ですが
この植物たちの共通点てのも… まったく説明できません(汗
ちなみに、チェリーセージの画像をネットでたくさん
見ることができますが、
実際に見た感じが伝わりにくい植物だなぁと痛感しています。
ネットだと、どういうわけか
けばけばしい印象が強くなるんですよね。 (ー’`ー;)
でも、実際にみると、かなり群生していても
目立たずこじんまりしているというか…
小さい花が、ちょうちょのように浮遊している感じが
とても優しげなのです。