一葉のたより

数日前のこと、年賀欠礼のはがきが届いた。
「他界」で書いたかたの御遺族が送ってくださったものだ。
わたしはそういう報せを受け取ったらまた悲しみあらたになるのでは、とおそれていたのだけれど
実際には逆で
あのかたがこの世を去った日と享年を知る事ができ
自分はすっきりと落ち着いたのだった。
これで毎年その日が近づくたび、わたしはあのかたのことを思い返すことができるし、
うまく言えないけれど、自分に残された時間について覚悟をきめてゆくことができる。
ありがたいことだとおもった。

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    現実として受け止めて納得できるよう段階を踏むようになってるのかもしれませんね

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    そうですね、そのとおりだとおもいます。

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