フェレットのうなちゃんが
慣れていないカリカリフードをたべなくて飼い主さんが困っている話を以前書きましたが、
(<食べ慣れていたメーカーの商品の味がかわってしまったため)
その後日談です。フェレットと暮らすどなたかの参考になるかも…
なにしろフルーツ系のものしか食べず、タンパク質(<カリカリフードの主成分)を
摂取できないものですから
いちじきは文字通り骨皮筋衛門的に痩せてしまい
「こりゃもうだめか」「明日までもつのか」とおもわれた時期もありましたが
(=この時はどんどんリアルウナギに近づいていましたワ (;´∀`))
新しいフードを砕いてふやかして無理やり口に押し込み、
大好きなレーズンを小さく刻んだものと交互にあたえはじめてちょっと状況が
かわってきました。
最初は「新しいフードのぐにょぐにょ」を口に入れると
ペッぺッと吐き出していたそうですが
そのうち、吐き出す量が減ってきて
すこーしはのみ込むようになってきたそうです。
たいがいは吐き出すにせよ多少は飲み込むせいか、たまに会うワタシから見ても
身体がふっくらしてきました。
「あー 身体が戻ってきたね」
「そうなのよー 少しは栄養とれてるんだね」
「よかったよねー これで生きられそうだね~ いつも電話くるとどんな連絡かなって怖かったよー」
「あたしも毎日毎日覚悟してたわ~」
「だいじょうぶだよこの調子でいけば~」
「そーかなー いやもうたいへん~」
てな話をしていた日々。 (<なんという会話内容だ…)
そこで今日のお題の件です。
意外な救世主がいたのですな。
ある日、部屋でうなちゃんを遊ばせながら飼い主さんが食事をしていたとき、
うなちゃんが食卓に飛び乗り
くんくんしていたかとおもうと
マグロのお刺身を一切れくわえて逃げた!
飼い主キョトン。
フェレットは何かに興味をもつと、とりあえず口にくわえて一目散に逃亡して隠すのですよ。
その場で匂いを嗅いでみたり、吟味するようなことは一切しません。
そういうときに襲われるとあまりに無力だからでしょう。
彼らには犬のような顎や牙も、猫のような眼や爪も、スズメバチのような毒針も、
スカンクのような毒ガスも、鹿のような跳躍力も無いのです。
身の頼りにすべき武器が何もない。
なにしろ声もほとんど出ないといっていいのです。
怒ったり興奮したときに声をたてますが、本当にかすかな摩擦音で、威嚇なんてものはできません。
(これにはワタシも驚きました。まさかあのように人間が品種改良したのだろうか?とおもうと
恐ろしい)
その無力さゆえに、
まず、確保して逃げる。
逃げて隠れる。
好きなものを隠す。
食べ物なら隠れながらたべる。
という生きものです。
(わたしもボールペンを強奪されたり小松菜やお菓子を持ち去られた経験あり)
ということで、
その後チェックしたら隠し場所に「干からびたマグロ」が見当たらないので
結論: 「うなちゃんはマグロをたべる」
試しにその後も飼い主さんがこれ見よがしにお刺身を置いて見ていたら、
やっぱりマグロをくわえて逃げる。
マグロを食べられるなら一応動物性タンパク質を摂取できるわけです。ありがたや。
それにしても、フェレットがまさか生魚をたべるとは思いもよりませんでした。
フェレットの品種改良を重ねてペット事業にのせたのはアメリカなんで。
一般的にフェレットの主食はチキン。ということになっております。
でも、あのうなちゃんはまぐろが好き … しかも生の (´∀`)クスクス
フェレット… だけど、カワウソだのビーバーに近い遺伝子を持っていたりするのかな
マグロは日本人にとって重要な食材なだけでなく日本在住のフェレットにとっても
貴重なものだということがわかりました。
ということで、うちあたりでは
マグロ = いろんな意味で救世主
ということになっております。
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コメント
コメント一覧 (2件)
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へえ~それはよかったですね
アメリカ人もびっくりでしょうね
うなちゃんがマグロを丸のまま見ても食べてるマグロと同じとは思わないでしょうね
解体ショーに連れて行きたいですね
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本当に安心しました
生きたマグロとうなちゃんだったら
マグロの方が強いような気がします… (´ε`;)