麦湯と詩集

江戸時代を扱った本によくでてくる「麦湯」。
以前から私は
「なんだろう?京都や大阪で見かけた『ひやしあめ』みたいな飲み物かな?」
とおもいながらも放置していたのです。
よくよく確認したら「麦茶」のことでした。(これじゃ江戸初心者… orz)
「なんだ…」とおもって更に読むと驚きました。
夏の江戸には「麦湯売り」の店が出て繁昌したらしいのですが、
そのお店のほとんどは 14-5歳の少女がひとりで! 営んでいたというのです。
女性の職業というと、裏で春を鬻ぐ…というパターンにむすびつきがちですが、
そういう商いとは無縁だったようです。
ほんとうに、いまの中学生くらいの女の子がお茶+スマイルを売っていたのですね。
(ちょっと安心…)
なんか… 想像してみるとシュールというか…
以前、JRの駅の構内の雑踏の中、若い女の子がひとりで立って詩集を売っている姿
を何度か見かけたのを思い出しました。
あれ、なんだったんだろう…… 
不思議と女の子だけでしたね。男の子バージョンを見たことはないです。

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    当時と今では年齢と自立のギャップが10歳くらい違うかもしれませんね
    結婚年齢も違いますしね
    レジ打ちの早いお姉さんとかいつぞやの球場でのビールの売り子さんみたいに贔屓客がついたりしたんでしょうね
    男の子と女の子がマッチを売ってたら女の子のほうからマッチを買ってあげたくなりますよ はい

  • SECRET: 0
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    そうですねぇ、元服も15歳どころか12、3歳で済ませていた頃もあるんですよね…
    (*ε*)
    現代人は自分もふくめて成熟のペースが遅すぎるような気がします。
    バブルが弾けてからだんだんはやくなっているような感じはありますが…
    意外と若い子がすごく真面目で堅実に人生を考えていたりするんですよね。
    危機感が必要なのかも。。。

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