お花見で知り合った人

市内の某公園には桜の樹がたくさんあるほか、大きな池に白鳥だの鯉だの亀だのもいて
なかなかいろんな景色がみられるのでこの季節には人があつまります。
母にこどもたちが篠笛の手ほどきをうけているのですが
(<母は指導者ではないが趣味で長くやっているのでけっこう吹けて
人前でちょこちょこ演奏したりする)
「せっかくのお花のシーズンだから、桜を見ながら吹きませう」
という母の提案で
面喰らっているこどもたちをひっぱってこの某公園をおとずれました。
ぷらぷら散策したのち、日当たりのよい斜面に陣取り(<斜面なので、お花見客が場所をとっていなかった)
篠笛を鳴らしだした3人。
こどもたちもけっこううまくなったなー
(私は吹けません (*ε*) )
桜が咲き乱れる晴れた日、『さくら』や日本の古い唄を奏でる笛の音というのはなかなかよかったです。
遠くで足をとめる人や犬もいたり…
そのうち、ふと気づくとわたし達の背後にひとりの男性が立っていたので
「げげ、ヘンな人だったらどうしよう。。。 (゚A゚;) 」
とちょっと緊張してあれこれ考えを
(<合氣道の一教で動きを封じられるかなとか、どこにどう動いて助けを求めようかなとか)  
めぐらしていたワタシなのでしたが
笛が一段落すると声をかけてきました。
全くの杞憂でして
そのかたも篠笛をやっていて、趣味がこうじて自分で笛をつくったりしているそうで
現在は、ある神社の御神楽(獅子舞)を指導しているかたなのでした (たいへん失礼しました)
「こんどぜひ見学にいらっしゃい」
とあれこれ連絡先を教えてくれて、しばらく笛談義をしたあと
お別れしました。
帰宅してからその神社を検索したら、歴史のある立派なところで
「推古24年(616)、勅令により勧請されたと八幡宮記に」記されているほか
平安中期には源義家が立ちより先勝祈願したいいつたえもあったりしました☆
その獅子舞は最近市の無形文化財として登録されたそうです…
こんど母とこどもたちを連れて見学しにいくのが楽しみです。
そうそう、
獅子舞、というとワタシは大きな獅子頭をもって二人一組で踊るもの(<お正月に呼ばれるアレ)を想像したのですが、
そうではなくて、この神社の獅子舞は、男子がひとりひとり獅子の面をつけお腹の前に太鼓をつけて
踊りを奉納するものです。
女の子は伴奏の笛を吹くそうです。

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    素敵な花見でしたね
    八幡宮は山陰はそれほど多くはないのです 安来は割りと多いですが
    八幡太郎義家だけに関東は多いのでしょうかね

  • SECRET: 0
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    笛を吹いていなければ話しかけられることもなかったわけで…
    縁とは不思議なものです。
    笛というのは軽くて、どこにでも持ってあるけるので
    いい楽器だなとあらためておもいました。
     (<日光を浴び過ぎたりすると割れますが…)
    博雅くんもよくお外で吹いておられましたな。

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